都内私立医大病院レジリエンス研修(2026年4月20日都内)

2026年4月20日、ある病院で、新人の皆さんを対象としたレジリエンス研修を担当しました。

今回で2日目となる研修です。

2時間という限られた時間の中で、レジリエンスについて知ってもらうだけではなく、【学んだことを、これからの日常の中でどう使っていくのか】まで考えてもらうことを大切にしました。

研修やセミナーの場と、その後の実践の場に橋を架ける。

そんなことを意識した2時間になりました。

目次

1. 2日目の新人向けレジリエンス研修

今回は、新たに医療の現場で働き始めた皆さんを対象としたレジリエンス研修の2日目でした。

会場には2日前にも伺っていたため、場所や環境についてはある程度イメージできた状態で臨むことができました。

初めての場所で研修をするときとは違い、「こういう環境だったな」と分かっているだけでも、少し安心して準備を進めることができます。

また、前回の研修で感じたことも踏まえながら、今回は特に【参加者の皆さん自身に話してもらう時間をしっかりつくること】を意識していました。

一方的に説明を聞いて終わるのではなく、自分自身のことを考え、それを言葉にし、周囲の人と共有する。

そうした時間を前回以上に持つようにしました。

2. 少し慌ただしい中でのスタート

当日は、研修が始まるまでに少しバタバタする場面もありました。

行きの電車が遅れたことに加えて、普段はほとんどないことですが、パソコンとプロジェクターの接続がなかなかうまくいかず、かなり直前まで準備に追われました。

そのため、自分の中にも、

「少し急いでいるな」

「ちょっと焦っているな」

という感覚がありました。

レジリエンスについてお伝えする研修だからこそ、自分自身の状態にも気づきながらのスタートになったように思います。

ただ、研修が始まると、参加者の皆さんが本当にしっかりと話を聞いてくださいました。

最初から参加する姿勢ができていて、こちらからの問いかけに対してもきちんと反応してくださり、参加者同士でのシェアもしっかりとしていただけました。

そのおかげで、非常に進めやすい雰囲気の中で研修を行うことができました。

3. 日常で使う場面までイメージしてもらう

今回の研修では、レジリエンスを7つのステップに分けてお伝えしました。

一つひとつのステップについて説明することはもちろんですが、それ以上に意識したのが、

【そのステップを、自分の日常のどこで使うのか】

というところです。

研修で説明を聞いて、「なるほど」「分かった」と感じてもらうだけでは、なかなか実践にはつながりません。

大切なのは、学んだことと現実の日常をつなげることだと思っています。

研修やセミナーの場と実践の場に橋を架ける。

今回も、そのことを意識しながら進めました。

例えば、仕事を終えて帰る通勤時間の中で使えることもあるかもしれません。

仕事の途中で気持ちを切り替えたいときに思い出せることもあるかもしれません。

あるいは、患者さんから厳しい言葉やフィードバックを受けて気持ちが揺れたときに使えることもあると思います。

そうした【これから実際に起こり得る場面】をなるべく想像してもらいながら、一つひとつの内容を聞いていただくことを意識しました。

2時間という短い時間ではありましたが、レジリエンスの全体像と、その中でも特に大切なポイントについては、しっかりとお伝えできたのではないかと思います。

4. 参加者の皆さんの姿勢と嬉しかった言葉

今回は、前回の振り返りを踏まえて、参加者の皆さんに話していただく時間をより多く設けました。

実際にやってみると、皆さんがしっかりとシェアしてくださり、話し合う時間も活発でした。

その意味でも、より参加しやすく、実感を持ちながら学んでもらえる時間に近づけることができたのではないかと思っています。

そして今回、何より嬉しかったことがありました。

研修の運営に関わってくださっている看護師の方から、

「この研修を行うようになってから、辞めてしまう人が本当に少なくなった」

というお話を直接伺い、これからもぜひお願いしたいと声をかけていただきました。

その言葉は、僕自身にとって本当に嬉しいものでした。

医療という大切な道を選び、新たな一歩を踏み出した皆さんに対して、自分がお伝えしていることが少しでも役に立っている。

そう感じられたことを、とても意義深く受け止めました。

5. 講師としての振り返り

今回改めて感じたのは、研修は【伝えたところで終わりではない】ということです。

内容を理解してもらうことも大切です。

ただ、それを実際の日常の中で思い出し、使ってもらってこそ意味があるのだと思います。

だからこそ、

「これはどんなときに使えるだろう」

「自分だったら、どんな場面で必要になるだろう」

と、参加者の皆さん自身の日常に置き換えてもらうことを、これからも大切にしたいと思いました。

また、参加者の皆さんに話していただく時間を増やしたことで、より活発に参加してもらえたことも今回の大きな振り返りでした。

詳細については、まだ一連の研修が続いているため、ここではこのくらいにしておきたいと思います。

今回の時間が、これから医療の現場でさまざまな経験を重ねていく皆さんにとって、必要なときに思い出してもらえる時間になっていれば嬉しく思います。

6. 主催者・参加者への感謝

今回参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そして、この研修の機会をつくり、準備や当日の運営をしてくださった皆さんにも、心より感謝申し上げます。

医療という大切な仕事を選び、新しい一歩を踏み出した皆さんが、これからも心も体も健やかに、それぞれの場所で活躍されることを心から願っています。

今回も大切な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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