都内私立医大病院レジリエンス研修(2026年4月22日都内)


4月に入ってまだ3週間ほど。

看護師をはじめ、さまざまな職種で新たな一歩を踏み出した50人弱の皆さんとの2時間でした。

今回の研修で大切にしたのは、レジリエンスについて「知る」だけではなく、【これから実際にどんな場面で使えるのか】をできるだけイメージしていただくことでした。

目次

1. 働き始めて3週間でのレジリエンス研修

今回参加されたのは、この春から新しいキャリアをスタートされた皆さんです。

4月22日ということで、働き始めてまだ3週間ほど。

新しい環境に入り、仕事、人間関係、生活のリズムなど、さまざまな変化を感じ始める時期でもあります。

研修資料の冒頭でも、

「働き始めて、どんな変化がありましたか?」

「どんな希望を持っていますか?」

「どんな心配がありますか?」

といった問いからスタートする構成にしていました。

今回お伝えしたレジリエンスは、困難や逆境に直面したときの精神的な回復力です。

そして、レジリエンスは生まれ持った性格や資質だけで決まるものではなく、トレーニングによって高めていけるものとしてお伝えしています。

自分の状態に気づくこと。
ネガティブな感情とうまく付き合うこと。
物事の捉え方を見つめること。
自分の力や周囲とのつながりを活かしていくこと。

そうした内容を、これからの仕事の中で使える形として届けることを意識しました。

2. 午後の2時間、会場の状況を見ながら進める

研修は13時30分からの2時間でした。

ちょうど昼食後で眠くなりやすい時間帯でもあり、加えて会場は気温の調整が少し難しく、照明もやや薄暗い環境でした。

研修は、用意した内容をそのまま進めればよいわけではありません。

その日の会場の状況や参加されている皆さんの様子を見ながら、どうすれば少しでも集中して参加してもらえるのかを考え、進め方を調整していきました。

特に今回は、一方的に話を聞き続ける時間にならないことを意識しました。

3. 「いつ使うのか」までイメージしてもらう

今回、自分の中で特に意識していたのは、

【この内容を、具体的にどんな場面で使ってほしいのか】

というところまで想像していただくことでした。

例えば、自分の感情に気づくことや、ネガティブな感情が続いたときに一度切り替えること。

ある出来事が起きたときに、その出来事そのものだけではなく、自分がどのように捉えているのかを考えてみること。

研修の中では、こうした考え方についても扱いました。

ただ、知識として理解するだけでは、実際の仕事の中ではなかなか使えません。

「明日から使ってください」と伝えるだけでも十分ではありません。

だからこそ、

「どんなときに使えそうか」

「自分だったら、どんな場面があるだろうか」

というところまで、できるだけ具体的に想像してもらいながら進めることを大切にしました。

4. 話す機会を増やすことで生まれた変化

研修の途中では、サポートしてくださっているコーディネーターの方から、

「今回の参加者の皆さんは、お話をする機会をたくさん設けた方が、より活性化すると思います」

というフィードバックをいただきました。

そこで途中から、参加者同士で話していただく機会をできるだけ増やすように進め方を調整しました。

実際、今回の資料の中にも、自分自身について考えるだけではなく、互いに話し合ったり、自分の経験や考えを共有したりする場面を設けています。

研修では、事前に準備した内容ももちろん大切です。

一方で、実際にその場にいる皆さんの様子を見ながら、より参加しやすい形に変えていくことも大切だと改めて感じました。

5. 講師としての振り返り

今回の研修を振り返って、一番大切にしたかったのは、【これから先に役立つ時間にすること】でした。

まだ働き始めて3週間ほどの皆さんです。

これから楽しいこともあれば、思うようにいかないことや、悩んだり落ち込んだりすることもあると思います。

そうしたときに、今回の研修で触れたことの何か一つでも思い出してもらえたらと思います。

「あのとき、こんな考え方があったな」

「一度、自分の感情に気づいてみよう」

「別の捉え方もできるかもしれない」

そんなふうに、必要なときに使えるものが一つでも残っていたら嬉しく思います。

今回は研修の途中でもあり、具体的な内容についてはここではあまり詳しく書きません。

ただ、キャリアをスタートした看護師をはじめ、さまざまな職種の皆さんにとって、これからの未来につながる実り多き時間になっていれば幸いです。

6. 主催者・参加者への感謝

今回参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そして、この機会をつくり、準備や当日の運営をしてくださった皆さん、途中で参加者の様子を見ながらフィードバックをくださった方にも、心より感謝申し上げます。

新しいキャリアをスタートされた皆さんのこれからの日々が、より実り多いものになることを願っています。

貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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