金融機関向け講演会(2026年6月15日|群馬県高崎市)

2026年6月15日、群馬県高崎市にて、金融機関様の講演会に登壇しました。

今回のテーマは【成果を上げるマネジメント〜ウェルビーイング実践の極意〜】。

ウェルビーイングを単なる「幸せ」の話としてではなく、マネジメントの中でどのように実践し、幸せと成果を両立していくのかという視点からお伝えしました。

講演時間は60分。

限られた時間の中で何を残すのか、そして参加者の皆様が実際の仕事や組織に持ち帰れるものをどうつくるのかを考えながら準備し、当日を迎えました。

目次

1. 講演会の概要と事前準備

今回の講演では、ウェルビーイングとは何かというところから始まり、それをマネジメントとしてどのように実践するのかをお伝えしました。

資料では、マネジメントを【他人を通じて、ものごとを成し遂げること】として捉えています。

その上で、なぜ今ウェルビーイングが注目されているのかを考え、日常で実践するための切り口として【強み】と【PERMA】を扱いました。

今回、準備の段階で特に難しかったのは、講演時間が60分だったことです。

ウェルビーイングについてお伝えしたいことはたくさんあります。

しかし、すべてを詰め込めば良いわけではありません。

限られた時間の中で、

  • 何を一番伝えたいのか
  • 何を理解していただきたいのか
  • 何を実際に持ち帰っていただくのか

を考えながら、内容を組み立てていきました。

2. 当日の会場の空気と進行

当日、会場に入って一つ大きく想定と違っていたのが、プロジェクターの投影サイズでした。

感覚としては、自分が想像していた画面の4分の1程度の大きさでした。

そのため、参加者全員にスライドの細かな内容をしっかり見ていただくことは難しく、いつも以上に口頭で伝えることが重要になりました。

今回の資料では、ウェルビーイングや強み、PERMAなどをスライドで視覚的にも伝える構成にしていましたが、当日はその場で、

【画面を見なくても内容が分かるように話す】

ことを意識しました。

基本的には、とにかく分かりやすく。

専門的な内容であっても、聞いて理解できるように言葉を選びながらお伝えしました。

また、講演開始が午後3時頃だったことも、意識したポイントでした。

午後のこの時間帯は、どうしても少し眠気が出たり、集中力が落ちたりする可能性があります。

そこで、特に冒頭は少しテンポを上げながら進めました。

質問を投げかけたり、

「皆さんはいかがでしょうか?」

と考えていただいたり。

声を少し強めに出すところと、逆に間を取るところをつくったり。

声の強弱やテンポを変えながら、参加者の皆様が聞き続けやすい進行を意識しました。

3. ペルソナを設定して伝え方を考える

今回も、事前準備で大切にしたのが【誰に伝えるのか】ということでした。

参加される皆様はどのような方なのか。

どのくらいの年齢で、どのような仕事をしていて、普段どんな生活をしているのか。

まずは参加者像を仮説として考え、そこからさらに一人の人物に絞り込んでいきました。

仮の名前をつけ、年齢を設定し、どんな生活をしているのかまで具体的にイメージする。

その人が会場に座っていると考えた時に、

「この説明で分かるだろうか」

「この話は自分の仕事に関係があると思ってもらえるだろうか」

「何を持ち帰ってもらえたら役に立つだろうか」

ということを考えながら準備しました。

同じ内容であっても、誰に伝えるかによって言葉の選び方や事例、話す順番は変わります。

今回も、事前にペルソナを具体的に設定したことで、限られた60分の中で何を優先するのかを考えやすくなったように思います。

4. 実践できるものを持ち帰っていただく

今回、特に意識したのは【実践できること】でした。

講演を聞いて、

「なるほど、ウェルビーイングは大切なんだ」

と理解して終わるだけではなく、

「では、明日から何をすればいいのか」

までイメージしていただきたいと思いました。

資料では、ウェルビーイングを日常で実践するために【強み】と【PERMA】を扱っています。

強みについては、自分自身や周囲の人の強みを見つけ、それを仕事やチームの中で活かしていくことについてお伝えしました。

また、PERMAの中でも、実際に持ち帰って取り組める方法として紹介したのが【3つの良い事】です。

やり方はシンプルです。

  • 今日一日で良かったことを書く
  • その良かったことに対して、自分がどのように貢献したのかを書く
  • 同じように良かったことを3つまで書く

自分自身で行うこともできますし、考え方を応用すれば、職場や組織の中で活用することもできます。

今回の講演では、単にワークを紹介するだけではなく、

【これを組織の中でどう使えるのか】

というところまでお話ししました。

限られた60分だからこそ、すべてを詳しく伝えるのではなく、一つでも具体的に実践できるものを持ち帰っていただく。

そこは今回、大切にした部分でした。

5. 講師としての振り返り

今回の講演を振り返ると、改めて【その場に合わせて伝え方を変えること】の大切さを感じました。

60分という時間。

午後3時頃という時間帯。

そして、想定していたよりもかなり小さかったスクリーン。

事前には分からなかった条件がいくつもありました。

その中で、

「今、この場でどうすれば一番伝わるのか」

を考えながら調整していく必要がありました。

講演は、資料を準備した時点で完成するものではありません。

実際に会場へ行き、参加者の皆様や環境を見ながら、声の出し方、テンポ、間、質問の入れ方、説明の細かさなどを変えていく。

今回も、その大切さを改めて感じる機会となりました。

また、今回のように短い講演だからこそ、ペルソナを具体的に設定し、誰に何を届けるのかを絞ることの意味も感じました。

そして、内容を知っていただくだけではなく、実際に使えるものとして持ち帰っていただく。

今後もそこを大切にしていきたいと思います。

6. 主催者・参加者への感謝

今回もご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

限られた時間ではありましたが、今回お伝えしたウェルビーイングや強み、そして「3つの良い事」などの中から、一つでも日々の仕事や組織の中で活用していただけるものがあれば嬉しく思います。

また、今回の機会をアレンジしてくださったのは、長くお付き合いをさせていただいているエージェント様でした。

貴重な講演の機会をいただいただけでなく、終了後には二人で今回の講演について振り返る時間も持つことができました。

そして、高崎の名物も味わいながら一日を終えることができ、そうした時間も含めてありがたい機会となりました。

長くご縁をつないでくださっているエージェント様、講演を準備してくださった皆様、そしてご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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