金融機関様講演会(2026年7月16日|東京)

2026年7月16日、東京都内のホテルにて、金融機関様のお取引先である中小企業経営者の皆様を対象に講演をさせていただきました。
今回のテーマは【変革する時代における成功法則】です。
物価高やインフレ、賃金上昇、人材不足など、経営を取り巻く環境が大きく変わる中で、「何とか会社を良くしていきたい」「これからの経営のヒントを持ち帰りたい」と考えている皆様に、何をお伝えできるのか。
夏場は私自身の講演数が少し落ち着く時期でもあるからこそ、今回はいつも以上に時間をかけて準備をし、当日を迎えました。
1. 講演会の概要・事前準備
今回の講演に向けて特に考えたのが、
【今、経営者の皆様は何に悩んでいるのか】
ということでした。
物価高やインフレが続き、人件費も上昇している。
一方では、人材を採用すること自体が難しくなっています。
そのような環境の中でも経営を続け、会社をより良くしていかなければならない。
そんな参加者の皆様にとって、今回の時間が少しでもこれからの経営を考えるヒントになればと思いながら準備しました。
講演では、かつて家族とともに関わってきた企業が、厳しい経営状況からどのように変革していったのか。
そして、その過程でどのような商品や事業が生まれたのか。
実際の歴史や経験をベースにしながら、心理学や経営学の考え方も組み合わせてお伝えしました。
単に過去の成功事例を紹介するのではなく、
【その時に何を考え、どのように行動したのか】
という部分を大切にしました。
2. 当日の会場の空気・進行
今回の会場は、東京都内のとても素晴らしいホテルでした。
事前には、会場のフォーマルな雰囲気に合わせてネクタイを着用するスタイルと、夏の時期でもあるためクールビズに対応してネクタイを外すスタイルの両方を想定して準備していました。
講演というのは内容だけではなく、その場の雰囲気にどう合わせるのかも大切です。
実際の会場や参加者の皆様を見ながら、その場に合った形でお話しすることを意識しました。
参加されたのは、中小企業を経営されている皆様です。
日々、自分自身で意思決定をしながら経営に向き合っている方々だからこそ、抽象的な理論だけではなく、
「それは実際の経営でどういうことなのか」
というところまで伝えられるように意識しました。
3. 伝え方の工夫・ペルソナ設定
今回、事前準備の中で特に時間を使ったのが【ペルソナ設定】でした。
まず3通りの参加者像を考えました。
それぞれについて、
- どのような立場にいるのか
- どのような会社を経営しているのか
- 今、何に困っているのか
- どんな気持ちで今回の講演に参加するのか
というところまで考えました。
さらに、その人物像に仮の名前や年齢をつけ、日々どのような生活をしているのかまで具体的に想像しました。
そして講演を準備しながら、
「この人にこの話は届くだろうか」
「この人だったら、ここから何を持ち帰れるだろうか」
ということを考えていきました。
大勢の方に向けて話す講演だからこそ、逆に【一人の具体的な相手に届ける】という感覚を持つことが大切なのだと思います。
今回も、この準備をすることで、自分自身が何を伝えたいのかがより明確になりました。
4. 実体験から「成功法則」を伝える
今回の講演では、企業の歴史の中から大きく3つの出来事を取り上げました。
一つは、厳しい経営状況からの脱出です。
経営が厳しい中でも、大きな目標を描き、その実現に向けて実際に行動していったことをお話ししました。
もう一つが、体脂肪計の開発です。
「既存の商品をどう改良するか」だけではなく、
【そもそも自分たちは何を提供している会社なのか】
【お客様が本当に知りたいものは何なのか】
という本質に立ち返って考える。
そこから新しい商品が生まれていった過程をお伝えしました。
そしてもう一つが、社員食堂の誕生です。
事業として分かりやすく成功することだけを考えて生まれたものではなく、その背景には、働いてくれている人たちに対する先代の強い思いがありました。
そこから、
【自分は何を大切にして経営しているのか】
【自分を動かしている「こだわり」は何なのか】
ということについても考えていただきました。
今回の講演では、こうした実際の経験を通じて、
- 楽観的に目標を描き、実行する
- 本質を見極めて行動する
- 自分のこだわりを理解して活かす
という視点をお伝えしました。
経営環境が変わる時だからこそ、目の前の問題に対応するだけではなく、自分自身がどこを目指し、何を大切にして経営するのかを改めて考えることも重要なのだと思います。
5. 参加者の反応・懇親会での交流
今回、特に印象に残ったのが講演終了後の懇親会でした。
以前からご縁のあった方々と久しぶりに再会することができました。
講演という仕事を続けていると、一度お会いした方と別の場所で再びお会いできることがあります。
そのようにご縁が続いていることは、とても嬉しいことです。
一方で、今回初めてお会いした方々との新しい出会いもありました。
その中では、
「またぜひ、こういう話を聞きたい」
という趣旨のお言葉もいただきました。
講演中はどうしても私から皆様にお話しする時間が中心になりますが、懇親会では参加者の皆様と直接お話しすることができます。
皆様がどんなことを考えているのか。
どんなことに関心を持っているのか。
そうしたことを伺えたことも、今回とてもありがたい時間となりました。
6. 講師としての振り返り
今回の講演を終えて強く感じたのは、
【もっともっと講演の質を高めていきたい】
ということでした。
参加者の皆様を具体的にイメージして準備をする。
実体験を単なるエピソードとして話すのではなく、そこから何を学べるのかを整理する。
そして、今の経営者の皆様が抱えている課題と結びつけて届けていく。
まだまだできることがあると感じています。
また、最近さまざまな企業や経営者の方々とお話しする中で、【リーダーシップ】に対するニーズが非常に高まっていることも感じています。
変革が求められる時代だからこそ、
「リーダーは何を考えるのか」
「人をどう動かしていくのか」
「困難な中でどう意思決定するのか」
といったことが、より重要になっているのだと思います。
今後は、リーダーシップをテーマにした新しい講演コンテンツについても考えていきたいと思っています。
そのために、先代が実際にどんなことを考えながら経営していたのかを、改めてインタビューしていくことも考えています。
今回の講演で感じたことを、次のコンテンツづくりにもつなげていきたいと思います。
7. 主催者・参加者への感謝
今回、このような貴重な講演の機会をつくってくださった金融機関様、そしてご参加いただいた経営者の皆様、本当にありがとうございました。
また、今回の講演を仲介してくださったエージェントの方にも、心より感謝しています。
当日は最初から最後まで本当に細やかなところまで気を配ってくださり、まさに痒いところに手が届くようなサポートをしていただきました。
安心して講演そのものに集中できたのも、こうした支えがあったからこそです。
そして講演後の懇親会まで含め、以前からのご縁、新しく生まれたご縁の両方を感じられる、とてもありがたい一日となりました。
今回お伝えした内容が、参加者の皆様がこれからの変革の時代を進んでいく中で、少しでも経営を考えるヒントになっていれば嬉しく思います。
主催者の皆様、ご参加いただいた皆様、そして今回の機会を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。