経営者の「メンタル」と「ビジネス」を一体となってサポートする「メンタルパートナー」

ブログ

ポジティブ心理学セミナー

セリングマン博士から直接ポジティブ心理学を学ばれたダニエラ・ブリッケン氏が来日されてのトレーニング。世界レベルのトレーナーが、どのようなトレーニングをするのか非常に興味深かった。今回は4月10〜12日の三日間。今週末にも続きがある。目的は、我々伝える人達(トレーナー)のトレーニング。この内容自体が、僕がこれから力を入れる、組織をリードする人のための研修につながる貴重な内容であった。

イメージで言えば、赤いハート型のパズルが組み上げられていくような、温かくて精密に出来ている感じ。知識はもちろん大切だが、やはり私達が、自主的に学び・考え・それぞれの強みを引き出していくような構成や声がけがある。また受講生のニーズに添って応える柔軟性も高く、要望や満足度を聞くし、そのために内容を変更する場合もある。練りに練った内容を、サラリと変える、当り前だが「受講生のため」の気持ちが強く、参加者全体に感動と満足があった。それと同時に、その感覚や思いを言語化して、日常生活に使えるように関連付けさせる事も忘れていない。

ポジティブ心理学は、ボジティブ思考と勘違いされる方がいる。ポジティブな言葉を発して、いい部分だけを見て、と勘違いされる方がいる。物事のいい側面に焦点を当てる、という部分はあるが、それだけではない。両面があるからこそ人間で、それぞれが大切なものというスタンスになる。

古来、人間は猛獣や自然とともにあり、例えばトラと出会った時には、すぐに危険を感じ取って動く必要があった。「まぁ、別にあのトラはお腹いっぱいだろうかな大丈夫だよ」と言っていると大変危険な状況だった訳で、私達の祖先はこれに敏感だったからこそ生き残ってきている。鈍感だった種族は恐らく、消滅している訳だ。そんな優秀な先祖を持つ我々は、ネガティヴなものは気付きやすく、意識に残りやすい。反対にポジティブなものは気付きづらく、儚く消えてしまう、持続力のないものとなっている。一方で、ポジティブな感情を持つことが、生産性や幸福度を上げることも研究によって分かっている。だからこそ、このポジティブ感情により気づきやすくなるトレーニングが必要になる訳だ。具体的なヒントは、これからもブログでも取り上げていくが、是非ポジティブ心理学メルマガにもご登録頂けるとありがたい。

ポジティブ心理学セミナー

メルマガ購読

あなたのビジネスライフ、プライベートを豊かにするヒントをお届けします。 メルマガの詳細はこちら

世界一企業を作ったタニタの成功法則

幸せを創り出す法則ポジティブ心理学

facebook

広告