薬局・薬店経営者団体様講演会（2024年2月25日名古屋）
今回は最近もご依頼の多い「事業承継」についての講演会のご依頼でした。参加者には、2世・3世が多くいらっしゃるということで、これからどのように薬局・薬店を経営するのかを考えている真っ最中。
僕自身は株式会社タニタという会社の、事業承継を間近で見て、体験してきたために、この大変さは評論家ではなく、当事者として感じている部分があります。今回は特に、赤字の時代に代表になった父の時代にどんなことをしたのか。どんな価値観や考え方が事業承継のポイントになったのかをお伝えしました。例えば、創業者である祖父が父へ伝えた「強み」の大切さ。繰り返し家族を集めた会議の中で語られたそれぞれ兄弟の「強み」が、自分を含めた「人の強みを活かすこと」につながって、企業文化となり、会社の土台となっていたと思います。
人間が持っているミッションとして、「昔の自分を助けたい」という気持ちは大切と思っています。失敗も成功も踏まえて、今参加者の皆さんに伝えられることを90分間精一杯お伝えしました。最後少し声が枯れていました。
終了後主催者のお二人がわざわざお部屋に来てくださって、「本当に良い講演会だった」「今回伝えたかったことを、最後にまとめてしめてくださった！」とたくさんのお言葉を頂くことができて、本当にこの仕事は幸せだと思います。自分にできることは多くないですが、この分野はまだまだ伝えられることがあります。今後もたくさんの機会を頂ければと思っています。
ご参加頂いた皆様、そして主催者の皆様ありがとうございました。皆様の事業承継のお役に立てていれば幸いです。
