経営者コンサルティング（2024年2月末日）
先日はある企業の経営者とのコンサルティングセッションで、とても良い時間になりました。改めて、僕自身がどのように経営者のサポートをしているのか一部（かつ書ける範囲で）ですが共有します。
●信頼関係の構築: 今回、経営者が一人で物事を決断することのプレッシャーについて話を聞くことができました。これは簡単なことのようで、すごく難しいことだと思っています。経営者の方には、できない自分ややれていないことに向き合う準備をして頂く必要があるし、それを話しても大丈夫な関係性を作るのは、セッションの最も根幹と考えています。しっかりと相手を見て、耳を傾けて、相手の大切にしていることや得たいものや避けたいことを感じるようにしています。オープンな場を作るのが、自分の強みです。
●問題の本質を見極める: 今回は、経営者の方から、一人で決断を迫られているという案件について、経緯や今後の展望を話しました。その中で、実はこの案件について、幹部の方々に情報共有していない状況が明らかになりました。その理由は、「不完全な情報を他人に伝えることで不安を与えてしまう」という彼の信念・価値観。ここまで話さなければ、今後も同じような場面で、同じように人間は振る舞ってしまいます。今回の問題自体への対応はもちろん、本質的な課題に気づくことができれば、これからの大きな投資となり大きなメリットになると考えています。
●経営者自身の成長を促す: 経営者の思考パターンや過去の体験が現在の決断にどのように影響しているかを共に探求しました。このプロセスを通じて、経営者は自己認識を深め、成長のための新たな道を見出すことができました。
●具体的なアクションプランの提案: 経営者が自己成長のために部下を巻き込むことの重要性を認識できるよう、具体的な会話の場を設ける提案を行いました。経営者のパートナーとして、言うだけで終えるのではなく、実際にやるところにもなるべく関わってきたいと思っています。よりよい経営チームや経営者にとっての仲間を作るために、そのコミュニケーションの場に参加もするし、必要であればマネジメントチームの研修も行えるのが、我々の強みだと思っています。
これらのポイントは、経営者が直面する課題を解決し、経営チームを育て、企業をより良い方向へ導くために僕が心がけていることです。最終的には、これらのセッションが経営者の方々にとって、自身のビジネスだけでなく、個人としての成長にもつながり、たくさんの仲間を得て、より幸せな人々が増えることを願っています。
