名古屋銀行経営者クラブ様主催講演会(2017年11月28日名古屋)
谷田(たにだ)を「タニタ」にしたのはどうしてですか?とよく聞かれます。
正直にいうと何故なのか分からないのですが、以前歴史を調べて
トヨタの歴史を参考にしたのではないかと私は理解しています。
豊田(とよだ)家が「トヨタ」とした年の数年後に、「タニタ」にしているんです。
カタカナで書くと「トヨタ」も「タニタ」も濁点を抜いて、同じ8画。
末広がりの「八」だったり、右肩上がりのために濁点で右が重くならないように
願いを込めたのではないでしょうか。
そんな世界一企業トヨタ社のお膝元、豊田市にある
「ホテルトヨタキャッスル」にて講演会ができるなんてとても
光栄ですし、嬉しい限りです。創業者の祖父も喜んでくれていたらいいなぁと
思いました。参加いただきました皆様の熱心な表情や、メモを取る真剣さ。
主催の名古屋銀行様のご配慮と取り組む姿勢も印象的でした。
関わって下さった皆様含め、本当にありがとうございました。
ちなみに帰りのタクシー。運転手さんがお話してくれました。
「うちの会社は一度騙されて潰れかけたのを、トヨタの方が助けて
くれたの。」なんてお話で。世界的な企業でありながら、地域の人達と
共に生きるトヨタ社ってほんとすごいなと改めて感じました。いや
きっと、地域の人達と共に生き、結果として世界一なのかと。
足元をしっかりと見つめ、身近な事柄や人達を大切にするのは本当に
大切なことだと思います。