これからの経営は、報酬を上げてもうまくいかない

仕事のインセンティブとして「高い報酬」を設定しても、実はうまくいかないとの事。「報酬」によって成果が出るのは、単純なルールと明確なゴールがある場合。つまり、狭い視野でまっすぐにゴールに向かって走るようなケース。クリエイティビティなど認知能力を使う場面では、逆にパフォーマンスが落ちる事が実験で確認されている。

つまり、現代社会のような複雑な環境で、ゴールが一つではない状況において、「報酬」によってパフォーマンスを高めるという効果は期待できないと言う事だ。自分自身が「好きだから」「大切だから」「面白いから」という「内的な動機付け」によって本当の成果が出せる時代に来ている。Googleがやっている20%ルール(社内で過ごす時間の20%を担当業務以外の分野に使うこと)は、内的動機付けを促す仕組みを取り込んだものだと改めて納得した。

今回以下の動画をFacebookで共有してくれた友人に感謝。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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