先日のベテラン栄養士さんとお話して(続編)

この方が何故効果的な指導ができるのか?を知りたくてお話をした。分かるのは、大切にしている信念や価値観と、それに基づいた行動。

相手を理解しようと思う気持ち
⇒(クライアントから頂いたメールは)10回は繰り返し読む
良いところ・ほめる所をを見つける
⇒仮に見つからない時は一晩置いてメールする
「正しい情報を身に付ける」と「生活パターンが変わる」。
 「生活パターンが変わる」と「体重は適正になる」
⇒安易に体重だけを目標にせず、指導では必ず
生活パターンのチェックを行う。

指導する事を通じて、クライアントに「見守られているんだ」と感じてもらいたいと語っていたクライアントのポジションに入って、感覚を使っているように見える。

自然の形に逆らわなければ、健康でいられる(日が昇れば起きて、沈めば床に入るイメージ。ご本人曰く「自然の生き物は食べ過ぎない。必要なだけのエネルギーを摂取している」)
という信念も彼女の指導の根底にあって、「朝食がずれると、全部ずれる」との考えを持っている。正しいのかどうかはさておき、効果的な指導の一つの要因なんだろう。人は持っている言葉でできているとも思うので、この方のこういった言葉自体を他の方に伝えることに意義があると感じている。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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