書籍「同族経営はなぜ3代で潰れるのか?」

ご縁でつながったクロスメディア・パブリッシング社の方が関わっている本で、送ってきて下さいました。「3代で潰れる」というのは、よく言うお話で、そうしないためにどのような仕組みを作ればいいのかが書かれている。

・3円モデルと言われる「オーナーシップ」「ビジネス」に「ファミリー」という要素が加わっていることが、ファミリービジネスの強みにもなり、弱みにもなる
・具体的に言えば、「ファミリー」としての立場と「ビジネス」としての立場が葛藤する部分が多くある
・「ビジネスガバナンス」と同様に「ファミリーガバナンス」が必要。目標を設定し、共有したり、関係を維持したり、必要なルールを決定する事が大切。そのためにも「ファミリーミーティング」を行う。

家族会議といえば、祖父の谷田五八士が父を含めた子供達と月2回ペースでやっていたと聞いている。財産や役割や強みなど話し合っていた。祖父はなんと偉大だったのかと改めて思う。だからこそ、父の代で世界一が達成されたのだと思ったり、今の私達の課題が浮き彫りになる良書であった。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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