製薬会社様 研修・第1回スタート(2026年1月29日|茨城県)

2026年1月29日、茨城県にて、製薬会社様の社内講師育成プログラム・第1回研修がスタートしました。
今回は、その初回を終えての振り返りとして、ブログにまとめておきたいと思います。

本研修は、単発のスキル研修ではなく、社内に「人を育てる力」を根づかせていくための長期的な取り組みです。
その第一歩として、非常に密度の高い4時間になったと感じています。


目次

目次

講師育成プログラム立ち上げの背景
初回研修の設計と全体像
研修当日の進行と場の変化
参加者の反応とフィードバック
講師としての振り返り
主催者・参加者への感謝


1. 講師育成プログラム立ち上げの背景

今回の取り組みは、製薬会社様が進めている先進的な人材育成施策
【ものづくりアカデミー】の一環としてスタートしました。

社内講師による教育を、単なる内製化ではなく
質の高い内製化として成立させていく。
そのために、伝える技術、学びを生み出す設計、場づくりまで含めて
体系的に育てていこうというプロジェクトです。

この会社様とは、約10年前から関わらせていただいており、
これまで積み重ねてきた信頼関係が、今回の新しい挑戦の土台になっています。

新しい育成の仕組み。
その流れの中で、「社内で人を育てる講師」をどう育てるか。
その問いに向き合うところから、今回の研修は始まりました。


2. 初回研修の設計と全体像

今回のプログラムでは、今年1年を通して
【講師の基礎づくり】に取り組んでいく設計になっています。

初回で大切にしたのは、次の2点です。

  • 社内教育に必要な講師スキルを、実践を通じて体感すること
  • 自身の講師としての特性を知り、それを活かす視点を持つこと

内製化が進む時代だからこそ、
「社内の人だから伝えられる」だけでは足りません。
伝え方、構造、学びの設計を学び、内製化する。
その入口としての第1回でした。


3. 研修当日の進行と場の変化

当日は4時間という長丁場でしたが、
自分自身の特性を知り、それを活かすというテーマを軸に、
ワークと対話を多く取り入れた構成にしました。

特に意識したのは、次の3つです。

  • 研修前の準備として、テーマと構造を明確にすること
  • 研修中は「場」を観察し、安心して話せる空気をつくること
  • 学びを未来につなげる視点を持ち帰ってもらうこと

講義だけで終わらせず、
話し合う、共有する、発表する。
そうした動きを入れることで、場の空気は徐々に柔らいでいきました。


4. 参加者の反応とフィードバック

研修終了後、参加されたお二人から印象的なフィードバックをいただきました。

特に印象に残ったという声が多かったのが、
【ARCSモデル(アークスモデル)】です。

印象に残る研修をどう作るか。
自分たちがこれまで行ってきた研修を振り返り、

  • ここに加えられそう
  • ここはもっと工夫できそう

そんな視点で使えそうだ、という話が出ました。

当初の想定にはなかったものの、場に合わせて
実際にこのモデルを使って、自分たちの研修を語ってみる時間も作り
学びが一段深まった感覚がありました。


5. 講師としての振り返り

今回、自分自身にとっても多くの気づきがありました。

一つは、
【講師の体験談が参考になった】というフィードバックです。
これは、改めて研修設計を見直す大切な視点になりました。

ここは意識して、私自身の失敗談も共有しました。

駆け出しの頃、90分の講演を75分で終えてしまった経験。
講演エージェントの方も同席する中で、
何とも言えない空気が流れた、あの感覚。

失敗事例だからこそ、
伝える仕事に向き合う上でのリアルとして受け取ってもらえたように思います。

さらに、
【うなずきの波紋】という話もしました。

うなずいている参加者に向けて話すことで、
その反応が場全体に広がっていく。
同時に、自分自身が安心して話せる状態をつくる戦略でもある。

自分は昔、難しい顔をしている人に意識が向きがちだった。
だからこそ、まず自分の特性を知る。
その上で、どう意識を向けたいかを選ぶ。

講師としての在り方を見直す時間にもなりました。


6. 主催者・参加者への感謝

今回の研修は、主催者の皆様の強い想いと、
参加者のお二人の前向きな姿勢があってこそ成立した時間でした。

初回からここまで深い対話が生まれたこと自体が、
このプロジェクトの可能性を感じさせてくれています。

これから続いていく講師育成プログラムの中で、
また一緒に試行錯誤しながら、より良い学びをつくっていけたらと思います。

ご参加いただいた皆様、
そしてこの機会をつくってくださった主催者の皆様に、
心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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