製薬会社様 研修・第6回最終回(2025年11月19日|茨城県)

目次

1. 研修の振り返り

2025年11月19日、茨城県の工場にて、全6回シリーズ研修の最終回を実施しました。
これまで積み上げてきた学びを「成果」につなげることを意識した回でした。

冒頭では、第1〜5回の宿題シートを振り返りながら、
実際に現場でどのようなチャレンジと変化があったのかを一人ひとりの言葉から共有しました。

そのうえで、

  • 「成果とは何か」
  • 成果を支える10の領域(自己認識・EQ、コミュニケーション、チームワーク、リーダーシップなど)
  • EQ(感情の知性)が仕事のパフォーマンスに与える影響
  • 「知性の核心は知覚にある」という視点

といったポイントをコンパクトにお伝えし、
スキルの“やり方”だけでなく、「世界の見え方・感じ方」をアップデートする重要性をお話ししました。

後半は、実践編として「他己紹介」のワークへ。
2人1組でインタビューを行い、相手の

  • 強み(長所)
  • ストレッチポイント(伸ばすと良いポイント)

を受け取った上で、1分半のプレゼン形式で紹介してもらいました。
単なる自己紹介ではなく、「相手を魅力的に、信頼を込めて紹介する」ことを意図したワークです。


2. 参加者の学びや変化

宿題シートから見えた“伝え方”の変化

最終回の宿題シートには、現場での具体的な実践と変化が多く書かれていました。たとえば、

  • 報連相の場面で「意図が十分に伝わっていない」と感じていた方が、
    背景や目的を省略せず、「なぜそれが必要か」まで伝えるようにした
  • 指示・依頼の際には、
    「目的・理由・期待する成果」をセットで伝えることを意識した
  • その結果、
    相手から自発的な提案が増えた/会議前に要点メモを準備する習慣がついた

といった、具体的な変化が共有されました。

「伝え方」を少し変えるだけで、
「相手の考える量」「自ら動いてくれる度合い」が変わることを、
受講者のみなさん自身が体感してくださったように感じます。

他己紹介を通じた“知覚”と“自己理解”の深まり

他己紹介のワークでは、

  • 相手の話を「ストーリー」として聴く
  • その中から強み・大切にしている価値観を見抜く
  • 自分の言葉で、相手の魅力を周囲に伝える

というプロセスを体験していただきました。

紹介される側からは、

  • 「自分では当たり前だと思っていたことが“強み”だと言ってもらえた」
  • 「課題だと思っていた部分も、伸びしろとして捉え直せた」

といった声もあり、
まさに「知覚の質」を高める場になっていたように感じます。


3. 講師としての振り返り・今後の工夫

今回の最終回では、「知覚」という一見わかりにくく、抽象的なテーマにあえて踏み込みました。

  • どれだけ問題解決のフレームワークを学んでも、
    そもそも“見えていないこと”には手を打てない
  • だからこそ、「自分は何を見ていないか」「どこまで感じ取れているか」に気づくことが大事

というメッセージを、できるだけ現場のイメージと結びつけながらお伝えしました。

一方で、私自身にとってもチャレンジングな内容であり、
「どこまで伝わっただろうか」と自分に問い続けながらの進行でもありました。

6回シリーズを通じて、主催側として伴走してくださった皆さんがいてくださってこその研修でした。もともと受講として出会い、今は“研修を一緒につくる仲間”としてご一緒させていただいています。

「講師ひとりでつくる研修」から、
「仲間と一緒に磨き続ける研修」へ。

今回の最終回でも、

  • 宿題シートの回収・選定
  • 実習の組み合わせ
  • 現場感覚に根ざしたコメントやフィードバック

など、様々な場面でお力をいただき、
私ひとりではたどり着けない場づくりができたと感じています。


4. 参加者や主催者への感謝

全6回にわたり、業務のご多忙の中、
毎回真剣に参加してくださった工場のみなさまに、心から感謝いたします。

  • 宿題シートに丁寧に向き合い続けてくださったこと
  • ワークや対話の時間を「チームの学びの場」に変えてくださったこと
  • フィードバックや他己紹介で、仲間の良さを言葉にしてくださったこと

その一つひとつが、この研修シリーズの大きな財産です。

また、6回分の準備・当日の運営・事後フォローまで、
細やかにご対応くださった人事・研修担当のみなさまにも、改めて御礼申し上げます。

この6回の学びが、みなさまの日常のコミュニケーションや、
チームで成果をつくるための土台として、これからも生き続けていくことを願っています。改めまして、本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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