医薬品メーカー様研修 第4回(2024年7月24日茨城)

医薬品メーカー様の年間研修プログラムの第4回目が開催されました。このプログラムは、社員のコミュニケーションスキルとリーダーシップ能力を高めることを目的としており、今回の研修も前半グループと後半グループでそれぞれ異なるテーマで実施されました。

◎前半グループ: 効果的に伝える力・適切に聞く力
前半グループの研修では、「効果的に伝える力・適切に聞く力」に焦点を当てたセッションが行われました。具体的な内容は以下の通りです。

①伝える力を伸ばす:
ファシリテーションの技術を用いて、話しやすい場を作り、相互理解を高め、多様な意見を引き出す方法を学びました。
②PREP法の導入:
「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(再度結論)」という構造で、論理的かつ説得力のある話し方を実践しました。
③聞く力を強化する:
3人1組でロールプレイングを行い、話し手、聞き手、フィードバック役としてそれぞれの役割を交代しながら、実践的なスキルを磨きました。
④フィードバックセッション:
プレゼンテーションの時間を設け、他のメンバーから具体的なフィードバックを受けることで、自身のスキルを振り返り、改善点を見つけました。

◎後半グループ: メンバーシップ・リーダーシップ
後半グループでは、「メンバーシップ・リーダーシップ」がテーマとなり、リフレーミングと価値観の理解を中心に進行しました。具体的な内容は以下の通りです。

①価値観(ビリーフ)の定義とその影響について学び、個々の価値観がチームや組織に与える影響を考察しました。
②実習「クルーザーの物語」:チームに分かれて、価値観やリーダーシップに関するシナリオを基にしたディスカッションを行い、チームの意思決定プロセスを体験しました。
③実践とフィードバック:
実習後にフィードバックセッションを行い、各チームの成果や学びを共有しました。これにより、他のメンバーの視点や考え方から多くの気づきを得ることができました。

◎研修の特色と効果
この研修は、知識の伝達だけでなく、実際に参加者が日常業務で直面する課題に対して、実践的な考え方やコミュニケーション方法を学ぶことに重点を置いています。テーマに取り組むことで、個々の役割や立場に応じたスキルの向上を図りました。特に経験豊富なサポートメンバーからのフィードバックも特色としてお届けしています。

参加者の皆様の日常業務において、役に立つことを心から願っています。次回の研修も楽しみにしています。ありがとうございました!

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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