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2025.05.06 授業

東京慈恵会医科大学 プレゼンテーション授業(2025年4月22日)

2025年度のプレゼンテーション授業が、いよいよスタートしました。今年度も東京慈恵会医科大学の学生たちと共に「伝える力」を磨いていくことになりますが、その第一歩として、4月22日に第1回目の授業を実施しました。

授業に向けて、今年は特に“誰に届けるか”を意識し、ChatGPTとともにペルソナを設定。真面目に医師を目指して学び続けている学生たちの姿を思い浮かべながら、「どんな言葉が届くのか」「どんな声かけが彼らの力になるのか」をじっくり考えながら準備を重ねました。そうした“心を寄せる準備”ができたことで、より一人ひとりに語りかけるような授業ができたのではないかと感じています。

また、今年度のテーマでもある「コーチング的な関わり方」──たとえば“1対N”ではなく“1対1の関係がN個ある”という意識──も、授業の中で自然に取り入れることができました。真面目に取り組む学生が多く、非常に良いスタートになったと思います。

◎学生たちの様子と学びの土台づくり

授業ではまず、「プレゼンとは何か」という基本に立ち返りながら、プレゼンの定義や語源などを共有し、ウォームアップとして「話すことの体験」を2人組で語り合うワークを実施しました。部活動での経験や、緊張して話せなかった体験などが自然と出てくることで、話す・聴くの基本的な感覚を取り戻していった印象です。

後半では、テーマ「初めての◯◯」を用いた90秒プレゼンにチャレンジ。実習シートを使って相互にフィードバックし合う時間も設けました。教室のあちこちで前向きな声が交わされる様子がとても印象的でした。

◎講師としての振り返りと今後への想い

今年がこの授業の集大成という思いもあり、「一期一会」の気持ちを強く持って臨んでいます。学生たちの努力する姿に胸を打たれると同時に、その姿を優しく見守る他の先生の表情が、とても印象的でした。“学生を心から応援する教員”としての姿に感動しました。今後は、より学生たち一人ひとりの「らしさ」や「魅力的な表現」に焦点をあて、内容面でも構成面でもさらに深いフィードバックができる授業を一緒につくっていきたいと思います。

一生懸命取り組んでくれた学生の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの学ぶ姿に、私もたくさんの力をもらいました。これからの授業をまた一緒に作っていけることを楽しみにしています。

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