労働関連団体様主催講演会(2025年11月7日|静岡県)

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講演会の振り返り

2025年11月7日、静岡で開催された労働衛生管理セミナーにて、特別講演「健康経営実践の極意 〜社員も会社も元気にする5つの法則〜」を担当しました。
当初は経営首脳や人事・労務担当者、衛生管理者が主な対象と伺っていましたが、実際には参加者の多くが安全管理者・安全衛生推進者・安全担当者の方々でした。
そのため、スライド構成は変えずに、焦点を「現場で健康経営をどう進めるか、どう人を巻き込むか」に切り替えてお話しました。
経営視点からの健康経営というよりも、現場推進者が今日から実践できる健康経営をテーマに、具体的な工夫や行動につながるヒントを共有しました。


参加者にお伝えしたこと

講演の軸となったのは、ポジティブ心理学とPERMAモデル(P:ポジティブ感情、E:エンゲージメント、R:良好な人間関係、M:意義、A:達成)です。
それぞれの要素を、健康経営の実践にどのように結びつけられるかを具体的に紹介しました。

  • P(ポジティブ感情)
    参加者の皆様の興味がある部分をなるべく切り取って、例えば「メンタルヘルス対策」とも絡めて、うつスコアの低下や離職率改善に寄与するワークを説明しました。「三つの良いこと」エクササイズなど、現場で取り入れやすい実践法も紹介しています。
  • E(エンゲージメント)
    モチベーションを維持する鍵は、目標難易度とスキルのバランス
    ダイエットや運動習慣の事例を通じ、「ハードルを上げすぎず、続けられる工夫をする」重要性をお伝えしました。
  • R(良好な人間関係)
    「感謝の手紙」や飛行機会社様のGood Jobカードの事例を紹介し、感謝を可視化することがチームの支えになることを強調しました。
  • M(意義)
    自分の仕事が誰かの役に立っているという実感が、行動を継続させる最大の要因になるとお話しました。
  • A(達成)
    小さな達成を可視化する「スタンプカード」のような仕組みづくりを、健康行動の定着の一つの手法として紹介しました。

また、体の健康に関心を持つ方も多かったため、「身体的な健康づくり」と「心の健康づくり」をつなげながら、
ポジティブな感情を見つけることが行動を続ける鍵である」というメッセージもお伝えしました。


講師としての振り返り・今後の工夫

講演の最後には、「健康経営のために、皆さん自身がどんなことができると思いますか?」という問いを投げかけました。普段は「生産性を高めるために」という切り口で締めくくることが多いのですが、
今回はあえて「健康経営を推進するために」という視点に変え、参加者一人ひとりの主体性を引き出す構成としました。

スライドや理論を離れ、目の前の聴講者が何を求めているのかを感じ取りながら伝え続けたことが、自分にとって大きな成果でした。
特に、現場の安全・衛生に携わる方々が「健康経営」という枠を超えて、人を大切にする経営や職場づくりの本質に関心を寄せてくださったのは印象的でした。


参加者・主催者への感謝

久しぶりの静岡での講演ということもあり、温かく迎えてくださった主催者の皆様、
そして熱心に耳を傾けてくださった参加者の皆様に、心より感謝申し上げます。

労働衛生の現場で日々努力されている皆様にとって、
今回の講演が「健康経営を実践する第一歩」につながるきっかけとなれば幸いです。

今後も、“社員も会社も元気になる健康経営”の実践を共に広げていければと思います。

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この記事を書いた人

株式会社タニタの創業ファミリー。
同社の営業・新規事業・新会社立ち上げ、海外における役員経験を経て独立。株式会社タニタ前代表取締役社長の最も近くで、その経営学を学び、赤字企業だったタニタを成長させた「タニタの成功法則」を受け継いできた。

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