製薬会社様 企業研修3回目(2025年8月20日・茨城)

1.研修の振り返り
2025年8月20日、茨城県の製薬会社工場にて、第3回の研修を行いました。
今回のテーマは、前半グループが「効果的に伝える力・適切に聞く力」、後半グループが「伝え合えるチームづくり〜コミュニケーション実践編②〜」という構成で、それぞれ異なる内容を実施しました。
スタート時は、全体的にエネルギーが低めで、発言が少ない印象もありましたが、サポートいただいているメンバーから「お盆明けの影響かもしれませんね」とフォローをいただき、安心して進行することができました。
まずは前回の宿題の振り返りから入り、いきなり提出を求めるのではなく、どんな風に進めたかを共有する時間を設けました。上司へのヒアリングを中心に、3つの質問を意識して使う練習を振り返りながら、「漠然としたコミュニケーションをどう具体的に変えていくか」という点を丁寧に話し合いました。
2.参加者の学びや反応
今回のテーマの中心は、「報・連・相」を基盤としたコミュニケーションの改善です。
それぞれのグループで、「報告・連絡・相談の目的」を改めて確認しながら、うまくいっている点や課題を共有し、代表者が発表する形式で進行しました。発表後には、質問タイムを設ける前に「この時間の目的は、課題を全て解決することではなく、改めて自分たちの課題を思い出す時間である」という意図を伝え、安心して発表できる雰囲気を作りました。
後半では、「うまくいっている点を利用した問題解決」をテーマに、リソース(資源・強み)に着目した考え方を共有しました。
問題を“どう乗り越えてきたか”を振り返る中で、「身近な成功体験の中にこそ解決のヒントがある」という意識づけを行いました。付箋に自分の気づきや実践できそうなことを書き出し、次回への宿題として持ち帰ってもらいました。
3.講師としての振り返り・今後の工夫
前半・後半ともに、グループによって雰囲気やエネルギーの違いが大きく、その場の空気に合わせた対応が求められました。
特に、初動で沈黙が続いた際には、「まず聞いてみる」「安心をつくる」というステップを丁寧に踏むことで、徐々に対話が生まれていったのが印象的でした。
また、「リソースを活用した発想の転換」については、少し抽象的な部分もあったため、次回はより具体的な職場事例を交えながら伝える工夫を加えたいと思います。
さらに、付箋に書いたアイデアを次回どのように実践・報告できるかを確認するフォロー体制を整えることで、学びが現場に定着するよう支援していく予定です。
4.参加者・主催者の皆様への感謝
皆様、今回も熱心にご参加いただき、誠にありがとうございました。
一人ひとりの発言や表情の中に、確実な変化と前向きなエネルギーを感じることができました。
研修運営にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
次回は、今回の「リソース活用」や「報・連・相の実践」をさらに具体化し、職場での信頼関係をより深めていける内容にしていきたいと思います。