商工会議所青年部様講演会(2025年12月6日鹿児島)

目次
- 講演会の振り返り
- 当日の進行とエピソード
- 参加者の反応と会場の空気
- 講師としての振り返り・今後の工夫
- 参加者・主催者への感謝
1. 講演会の振り返り
2025年12月6日、鹿児島県にて、商工会議所青年部様の場で講演の機会をいただきました。
鹿児島空港から車で1時間以上という土地で、私にとってはほぼご縁のなかった場所だったのですが、主催者の皆様が2名でお迎えに来てくださり、移動の車中からとても温かい時間が始まりました。
車内では「人見知り」というキーワードも出てきたため、まずは場をつくる意識で、会話が広がりそうな方へこちらから話しかけつつ、世間話も交えながら少しずつ空気をほぐしていきました。
その中で最後に、「今後どんなことをしていきたいのか」「どんな課題感があるのか」も少し伺うことができたのは良かった点です。
建築業(道路など公共事業にも関わる)をされている方が、将来の働き手不足への問題意識から、子どもたちへ仕事の説明をするため学校にも出向いているというお話もあり、地域の未来を見据えた姿勢がとても素敵だと感じました。
一方で、振り返ると「本当の課題感」はまだ十分に言語化されきっていない印象もあり、ここは私側の問いかけや深掘りも、もう一歩できたかもしれません。
2. 当日の進行とエピソード
会場到着後は、講師の動き(控室/チェックイン/セッティングなど)が確定しきっておらず、現場が少し混乱している様子もありました。非常に大きなイベントだったので当然です。
- まずホテルへ、という流れになるものの、到着は13時前で通常チェックインは15時。部屋の用意ができず待機が難しい状況
- 結果として「外で食事をして時間調整する」という判断になり、カレーを食べに行って気持ちを整えることができた
また、講演開始前に「10分早めて開始できますか」という相談があり一度了承したものの、会場側への周知がされていなかったため、結局は当初予定の開始時間に戻す形になりました。
こうした点も含めて、当日の運営はみんなで“最適解を探す”場面が多く、共に創り上げるような体験でした。
3. 参加者の反応と会場の空気
講演が始まってから気づいたのが、会場レイアウトの特徴でした。
スクリーンが講師の背面ではなく、参加者から見て右側の壁面にあり、視線が行ったり来たりしやすい配置でした。
そのため今回は、演台に固定せず、スクリーンの近くへ移動して話す形をとりました。
「聞きやすさ」を優先し、臨機応変に動けたのは良かった点だと思います。
内容としては、事業承継においてまず大切な前提として、
- 理想的で“完璧な事業承継”ばかりではない
- 理想像(幻想)を強く持ちすぎると、逆に問題が見えづらくなる
ということを最初にお伝えしました。
その上で、タニタ(谷田家)の事例も交えながら、現実の中で何を見て、何を守り、何を変えていくのか——という視点でお話を進めました。
また、講演の中では以下のテーマも扱いました。
- 強み:どう見つけ、どう仕事で活かしていくか(ツールの紹介も含めて)
- 価値観の承継:価値観が会社を変えていく力になること/それをどう見つけて言葉にしていくか
最近は、事業承継に関わる方向けに少人数の無料個別相談(数名)をお取りして、悩みや課題を整理し“声を聞く”機会もつくっています。
講演で終わらせず、必要な方の次の一歩に伴走できる形も、より大切にしていきたいと感じています。
そして今回は講演後の懇親会が、まさに圧巻でした。
鹿児島の文化なのか、出し物(芸)の熱量がすさまじく、正直、驚きと感動がありました。県知事の方も参加され、ずっと会におられるという特別な場で、同じテーブルでご一緒できたことも大変光栄でした。
4. 講師としての振り返り・今後の工夫
今回の振り返りとして強く残ったのは、「事前のすり合わせ」と「待機環境」の重要性です。
- 講師導線(控室/チェックイン/セッティング/食事)の確定
- 控室の環境(椅子・机・滞在時間の想定)
- 開始時刻変更など、運営判断を会場へ確実に伝える仕組み
このあたりは、事前に確認しておけば当日の負荷が大きく下がり、主催者様にとっても講師にとっても、より良い場づくりにつながると感じました。
一方で、会場レイアウトに合わせて立ち位置を変えたことなど、当日に判断して「聞きやすさ」を取りに行けたのは収穫でした。
どんな環境でも、参加者の方の学びを最優先に動く——この軸は今後も大切にしたいと思います。
5. 参加者・主催者への感謝
最後に、主催者様・参加者の皆様に心より感謝申し上げます。
不慣れな土地でありながら、到着前から温かく迎えていただき、懇親会でも多くの方と交流することができました。
また、終了後にはエージェント様経由で、主催者様から以下のコメントもお預かりしました。
主催様サイドより、
会員の多くが青年部での入会期間中に経験をする事業承継という問題に対して
今後のヒントになったのではないかと考えております。
また、懇親会におかれましても気さくに多くの会員と交流をしていただきました。
今回の講演の依頼を谷田様にお願いしてほんとによかったと感じている次第です。
と、御礼のお言葉お預かりしております。
この言葉は本当に励みになります。
皆様がこれから、より良い事業承継、そしてより良い会社づくりを進めていかれる上で、何か一つでもお役に立てていれば幸いです。
本当にありがとうございました。