徳島銀行様主催講演会(2016年8月24日・愛媛県)
初めての愛媛県での講演会でした。「とくぎんサクセスクラブ」の会員様交流会ということで伺ったのですが、驚きました。講演会の前に30分間「現況説明」ということで、徳島銀行の頭取の方がディスクロージャー誌を使って財務的な数字も含めた現状の経営について語られました。これってすごいことだと思います。
「企業や経営者のサポートをする」という銀行の立場から、経営者を集めて交流会をするというのは今までも見ていました。でも、それだけでなくて、自分達も同じく株式会社を経営をしている経営者という立場で、自分達の金融事業について説明をして、「皆さん是非ご意見下さい」というメッセージと共にお話をされているように感じ、大変感銘を受けた。
株式会社タニタが過去赤字を脱出した要素として、各事業部の採算性を明確にして、その情報共有を社員の方と共に行った事が土台にある。社員一丸となる大切さは強調されることがよくあるが、そのために現場の情報を知るだけでなく、経営側の情報をきちんと現場に報告する義務がマネジメントにはあるのではないだろうか。徳島銀行様のこれからのご発展を見るのが大変楽しみだ。
講演終了後の懇親会も参加。「とても良かった」とか「実践します」とたくさんの方に言って頂けて満足度の高い講演にできたと思う。参加して下さった皆様、ありがとうございました。また、この貴重な会に呼んで下さった徳島銀行様、そしてアレンジをして下さった方々にも感謝。四国は徳島県と高知県でまだ講演したことがないので、機会があれば是非伺いたい。
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