信用組合団体様講演会(2024年11月19日鹿児島)
「変革する時代における成功法則 ~タニタで学んだ世界一への“経営の秘訣”~」というテーマでお話をさせていただきました。いくつか印象に残ったことを書かせて頂きます。
◎エージェント様との同行
今回の鹿児島講演では、長年にわたりお世話になっているエージェントの方と同行しました。空港からの移動中や講演前後の準備時間など、多くの時間を共有する中で、その方の新しい挑戦への意欲や深い学びへの姿勢に改めて感銘を受けました。楽しい会話も交えつつ、有意義な時間を過ごせたことに感謝しています。
◎印象的な宿泊体験
宿泊した鹿児島のホテル(サンロイヤルホテル)は期待を大きく上回る素晴らしさでした。特に、温泉から眺める桜島の景色は圧倒的で、心に深く刻まれる体験となりました。このような環境は、リフレッシュと集中力向上につながります。
◎講演会の内容と反応
今回の講演では、久しぶりに1時間半の講演時間をいただきました。じっくりと内容を掘り下げてお伝えすることができ、経営に関する具体例や実践的な知識を共有しました。以下が主なポイントです。
・赤字からの脱出
四期連続赤字という危機的な状況から脱却するために行った「見える化」「不要事業の撤退」「新工場への移転」、そして、その中での目標設定の重要性と、「楽観的に目標を設定し、悲観的にプロセスを考え、楽観的に実行する」アプローチと、それを実行するために必要な日常でできるトレーニングを共有しました。
・体脂肪計の開発
単なる製品開発ではなく、本質的なユーザーニーズを捉えた体脂肪計の開発ストーリーを通じて、企業にとっての「体脂肪計」をどのように生み出すべきかを考えていただきました。土台となる考え方や実際に行える行動もお伝えしました。
・社員食堂の誕生
社員の健康を支える取り組みとして社員食堂を創設した背景と、その意義についてお話しました。
◎終了後の質問
講演後、「谷田さんはタニダなのに、タニタ社の名前はなぜ“タニダ”ではなく“タニタ”なのか?」というご質問を2回いただきました。こうした交流が、講演の楽しみの一つでもあります。
◎講演を終えて
鹿児島での講演は、準備、内容、宿泊体験を含めて非常に充実したものでした。また、参加者の皆様の反応や質問を通じて、私自身も新たな気づきや学びを得ることができました。今後も、このような機会を大切にし、さらなる成長を目指していきたいと思います。
◎次への意欲
今回の講演をきっかけに、鹿児島の皆様と再びお会いできることを楽しみにしています。ご参加くださった皆様、主催者様、エージェントの方にも感謝です。ありがとうございました!
(写真は、サンロイヤルホテルの展望温泉のひとつ下の階から見た景色です。桜島の全貌を見ながら温泉に入れるのは、ここだけじゃないかと思いました!)