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税理士法人様講演会(2025年1月23日京都)

からすま京都ホテルにて、税理士法人様主催の「新春年講演会」が開催されました。約100名の中小企業経営者が集まり、「健康経営」をテーマに、社員の健康と会社の生産性向上を両立させるための具体的な方法についてお話ししました。

健康経営とは、企業が従業員の健康を重視し、経営戦略として積極的に取り組むことで、組織の生産性や持続可能性を高める考え方です。これは単なる福利厚生ではなく、企業の成長を支える重要な要素として認識されています。

5つの法則:社員も会社も元気にする実践ポイント 本講演では、健康経営を成功に導くための「5つの法則」を紹介しました。ここではいくつかのものをご紹介します。

1. ポジティブ感情を育てる 職場における「ポジティブ感情」は、従業員のストレスを軽減し、生産性を高める効果があります。具体的には、

・毎日「3つの良いこと」を記録する(従業員の幸福度を向上させ、会社全体の活力につながります。)

2. エンゲージメントを高める エンゲージメントが高い従業員は、企業の成長に大きく貢献します。ここではフロー(没頭)という概念での説明をしました。効果的な方法として、

・取り組む仕事の【難易度】と【スキル】のバランスを調整

3. 良好な人間関係を築く 職場の人間関係は、健康経営において非常に重要な要素です。社員同士が支え合う文化をつくるために、

・「感謝の手紙」を書く(リーダーがポジティブな関係構築を意識することで、組織全体の雰囲気が変わります)

4. 意義(Meaning)を持つ 仕事の「意義」を明確にすることは、従業員のモチベーションを維持する上で欠かせません。

・どのように日常の仕事で意義を感じられるようになるのかのワークを紹介
5. 達成感を味わう 従業員が達成感を得られる仕組みを作ることで、健康経営の効果がさらに高まります。

・目標達成を可視化する(例:スタンプカードの活用、「できたこと」を振り返る時間を設ける)

講演を終えての振り返り

本講演では、参加者の方々が非常に真剣に耳を傾けてくださり、特に後半の「5つの法則」の部分で反応が良かったのが印象的でした。健康経営というテーマは重要でありながらも、まだ具体的な取り組みとして定着していない企業も多く、実践的な内容を求める声が多かったように思います。また、健康経営を単なる「健康づくり」ではなく、「経営戦略の一環」としてどう位置付けるか が、多くの経営者にとっての関心事であると感じました。

「健康経営 実践の極意」として紹介した5つの法則は、すぐに実践できるシンプルな内容ですが、健康な社員が増えることで、会社全体のエネルギーが高まり、持続的な成長につながります。今後も、中小企業の経営者の皆様が健康経営に興味を持って頂けるような、具体的なノウハウなどをお伝えできればと思っています。より良い未来を創っていきましょう!

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