トータルビルシステム会社様講演会(2025年1月14日神奈川県)
横浜市で開催された「健康経営 実践の極意~社員も会社も元気にする5つの法則~」と題した講演会で、労働組合役員や執行部の皆さまを対象に健康経営の重要性と実践方法についてお話させていただきました。
健康経営の本質とは?
健康経営とは、従業員の健康を経営的な視点から戦略的に捉え、企業全体の生産性や持続可能性を高める取り組みです。講演では以下のようなテーマを掘り下げました。
健康の定義:単に病気がない状態ではなく、肉体的、精神的、社会的に満たされた状態を目指す。
健康経営の意義:従業員の健康が会社の競争力を高める重要な資産である。
特に「なぜ健康経営が必要なのか」という疑問を解消し、自分ごととして捉えていただくことをポイントとして考えていただきました。
ご紹介したいくつかのポイント
1. 強みを活かす
参加者の関心を引いたのは、個々の「強み」を発見し、活用することの重要性です。「VIA強み診断」などのツールを紹介し、強みを日常で意識する方法をお伝えしました。
実例:タニタでの事例として、体脂肪計の開発における「強み」の活用を共有。成功の裏側にあった「役割分担」と「強みの認識」の重要性を語りました。
2. ポジティブ感情を育む
「3つの良いこと」エクササイズを通じて、日常のポジティブな出来事を振り返る習慣が幸福感や生産性向上に繋がることを解説しました。
3. エンゲージメントを高める
参加者の意識を引きつけたのは、大きな目標を細分化し、小さな達成感を積み重ねる「チャンクダウン」の考え方です。これにより、取り組む意欲が持続します。
4. 意義を見出す
仕事や健康経営の取り組みを「意味付け」する重要性を強調しました。具体的に考えるためのワークもご紹介しました。
5. 感謝を伝える
「感謝の手紙」エクササイズでは、過去に支えられた人への感謝を振り返ることのメリットをご紹介し、組織内の人間関係の質を高める方法を共有しました。
講演後の反響と次のステップ
講演終了後、多くの参加者から以下のようなフィードバックをいただきました。
「強みの活用法が非常に参考になった」
「ポジティブな感情を高める習慣をぜひ取り入れたい」
また、質疑応答では「健康経営を始める第一歩」について質問がありました。
次回に向けて
今回の講演を通じて、「健康経営」がもたらす価値をより多くの方に理解していただけたことを嬉しく思います。今後も企業や組織の持続可能な発展を支える健康経営を広めるため、さらなる内容の充実を図ります。健康経営に関する講演依頼もお待ちしております!