IT企業様講演会(2025年2月5日東京)
IT企業様主催のイベントにて、「タニタ創業家が語る事業承継 ~何を守り、何を変革するのか?~」というテーマで講演を行いました。会場はザ・プリンス パークタワー東京のコンベンションホール。たくさんの経営者や事業承継に関わる方々に向けてお話しする機会をいただきました。
60分間という限られた時間の中で、「創業家としての経験をどのように次世代へつなげるか」「強みを活かした承継の考え方」などを中心に伝えることを意識しました。特に、事業承継の課題として多くの企業が直面する 「何を守るべきか」「どこを変えるべきか」 について、タニタの最初の事業承継の事例を交えながらお話ししました。参加者の皆様が真剣に聞き入ってくださり、講演の中で何度も頷いている姿が見られたのが印象的でした。
◎参加者の学びや反応
今回の講演では、次のようなポイントが特に参加者に響いていたように感じます。
・「後継者の悩み」についての具体例
事業承継の現場でよくある「社長がなかなか引退しない」「古参社員との関係」など、後継者が直面するリアルな課題を共有しました。参加者の方々が自社の状況に置き換えて考えている様子が見られました。
・「強みの発見」の重要性
事業承継は単なる世代交代ではなく、企業の「強み」をいかに維持・発展させるかが鍵となります。タニタが業界のトップに立つまでの歴史を通じて、「強みを活かした経営の仕方」について実例を交えながら説明しました。
・「価値観の承継」への気づき
企業のDNAともいえる価値観をどのように後継者へ伝えていくのか? 「自社の価値観を言語化する必要がある」という感想を持って帰った参加者も多かったと思います。
今回の講演では、参加者の皆様が積極的に聞いてくださり、終了後も多くの方からフィードバックをいただきました。また、小学校時代の友人も聴講に来てくれていた という嬉しい出来事もあり、改めて人とのご縁を感じる機会となりました。
このような貴重な場を設けてくださった主催者様、エージェントの皆様、そして講演に足を運んでくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました。
次回以降も、より良い講演をお届けできるよう、今回の振り返りを活かしていきたいと思います。